ロンドンのパブ
ロンドンといえばパブ、ビール好きでなくともすぐにそう思い浮かぶほどロンドンのパブは有名です。イギリス全土で8万軒、ロンドンだけでも1万件あるパブは街中の店だけではなく、シアターやミュージアムの中にもある場合があります。パブはパブリックハウスの略で、公共の家とか市民の館、公民館、社交場、パブという呼び名にはそんな感じの皆が寛げるスペースとしての意味合いを持っています。
街中のパブは「PUB」の看板が掲げられていて、ドアの外には花のバスケットが下がっていますからすぐに見つかります。雰囲気はどこも似たようなものですが、かつてパブには大きく分けて2つのタイプがありました。ひとつはパブリック・バーで主に労働者階級が憩い、サッカーの話題で賑わう場所でした。もうひとつはサルーン・バーで主に中産階級が集い、ラグビーの話題が中心の場所でした。今はもう殆どその区別はなくなりましたが、まれにその名残のあるところもあります。
また、ランチにはその日のメニューがボードなどに書いてあって、一皿3、4ポンドで味わえます。日替わりメニュー以外にもフィッシュ&チップスなどの定番モノはどこでも味わうことができますし、店によっては驚いたことにチキンティカマサラやチキンバルティなどの本格的なカレーが食べられるところもあります。ロンドンはインドのカレーを欧風にアレンジしたカレーの本場ですから当然なのですが。
お酒の飲める人は、独特のビールポンプのハンドルに記されている銘柄を見て、ギネスなど好きなものを指定してパブのビールを味わいましょう。ラガーシャンディというラガービールをレモネードで割ったものもさっぱりしていてお勧めです。また、お酒の飲めない人でもパブにはコーヒーやジュースがありますし食事だけでも大丈夫ですから、ロンドン旅行ではぜひ伝統的なパブの雰囲気を味わってみてください。
