ロンドン交通案内
ロンドンのバスといえば、ダブルデッカーと呼ばれる赤い2階建てバスが世界的に有名ですが、市内のルートも多岐にわたっており便数も多く、市中心部でのちょっとした移動にはとても便利な乗物です。以前は時間帯によっては渋滞で動かないことも多かったのですが、最近では一般車両が交通規制で制限され、ラッシュ時も比較的スムーズに動くようになりました。また、深夜の0時を過ぎるとナイトバスが運行されていますが、こちらは便数も少ないので利用にはあらかじめ時間帯など調べておくのが賢明でしょう。
また最近では同じ共通カードでも、オイスターカードというJRのスイカカードのようなタッチ&ゴータイプのプリベイトカードも登場しており、こちらは割引制度もあって購入時にチャージさえしておけば滞在期間中はずっと使えます。帰国前には払い戻しもできますから、全部使い切らなくても損はしません。地下鉄駅窓口や市内のトラベルインフォメーションセンターなどで扱っていますが、日本国内でもイギリス政府観光局からオンライン販売で送ってもらうこともできます。
ロンドンタクシーという名で有名なオースチンのタクシーは、一般的にはブラックキャブと呼ばれており、箱型の大きな車体には5人くらいまで一緒に乗ることができます。ブラックキャブはドライバーになるための試験がとても難関で、そのためドライバーのモラルや運転レベルは非常に高く、外国人観光客だからといってぼられるようなこともないので安心です。また、料金も日本と比較すると割安ですから、気楽に利用することができます。少し慣れてくれば、ミニキャブと呼ばれる免許免除の個人タクシーを利用するのもいいでしょう。料金もブラックキャブより安いことから、ロンドン市民の間では広く利用されています。
ロンドンは北海道より北の緯度にありますが、緯度のわりには温暖で過ごしやすい気候です。日本からヒースロー空港への便も多く出ており、空港から市内へのアクセスも容易です。市内では、名物の赤いダブルデッカーバスや世界で一番最初に走った地下鉄、マナーのいいロンドンタクシーで快適な移動ができます。またホテルも様々なスタイルが揃っていて、目的や予算に応じた快適な施設が選べます。
イギリス南東部に位置している首都ロンドンの街は、比較的平坦な土地に広がっていて、街の中心部にはテムズ河が東から西へ流れています。ロンドンの緯度は北緯51度、東京は北緯40度くらいですから、東京より10度も北にあって、日本周辺で言うと北海道より更に北の樺太辺りと同じ緯度となります。ところが、ロンドンは樺太ほど寒さの厳しい気候ではなく、夏は涼しく冬は東京よりもむしろ暖かいという温暖な海洋性気候に恵まれています。
ロンドンにはヒースロー空港をはじめ、ガトウィック空港、ルートン空港、スタンステッド空港、 ロンドンシティ空港の5つの国際空港がありますが、日本からの便はすべてヒースロー空港に到着します。日本からは日本航空や全日空、ブリティッシュ・エアウェイズ、ヴァージン・アトランティック航空の各社が運行しており、その所要時間は直行便では約12~13時間、経由便では約16時間です。ヒースロー空港以外の空港は、主にヨーロッパとの便が発着しています。
時間は多少掛かりますが安くて便利なのが地下鉄で、各ターミナルから中心部のピカデリー・サーカス駅まで45~50分の所要時間です。地下鉄より若干割高ですが、荷物の多いときにはナショナル・エクスプレスと呼ばれるシャトルバスも便利です。ターミナルからビクトリア・コーチ・ステーションまで道路状況で変わりますが、所要時間は約40分から1時間半の間です。タクシーは費用が掛かりますが、その分空港から目的の宿泊施設まで直接乗り付けられて一番便利です。料金も他国でよくあるような定額制や交渉制ではなく、きちんとメーターを使いますから安心です。所要時間は交通状況で変わりますが、およそ40~60分くらいです。
ロンドンは、世界中の様々な国から様々な目的の観光客が訪れる国際観光都市ですから、数多くある超高級ホテルからお手頃なブティックホテル、プチホテル、B&Bまで様々なタイプの宿泊施設が充実しています。